水素水を調べる酸化還元電位とは？

酸化還元電位=ORP(Oxidation-reduction Potential)

酸化還元電位と水素濃度はイコールではありません。還元体が水素だけではないからです。
しかし、還元力の強い酸化還元電位がマイナスの水を生成する為には水素を含有させることが不可欠となります。
イコールではありませんが、水素水に水素が含まれているかどうか（本物か偽物か）（抜けていないか）を調べるには充分です。

水素の酸化還元電位　－420mV

酸素の酸化還元電位　＋820mV

人間の体液や臓器は－500mV～＋250mVに対して水道水の酸化還元電位は＋600mV～＋900mVです。これは飲めば必然的に酸化状態になります。

＋250mV以上・・・酸化状態
＋250mV以下・・・還元状態　
（プラス250が0基準です。）

水道水や酸化された食品を口にすることは、血液、臓器に負担をかけていることになるのです。
これらの負担を軽減することができる水素水が昨今注目されている一つです。

時間経過による酸化還元電位の変化

ウォーターサーバー以外の市販の水素水の多くは、開封してから時間が経過すると水素が抜けていってしまいます。時間経過とともにどのように水素水の効果が薄れていくのか、酸化還元電位を計測してみました。

■計測方法
別容器に移し、蓋などを閉めない（密閉ではない）状態で放置して、一定時間経過毎に計測。

※計測用サンプル商品：伊藤園 還元性水素水
※ある一定の環境下に於いて独自に計測した数値をあくまで参考数値として掲載しています。

■まとめ
水の中にはカルシウムイオンやナトリウムイオン等の還元体も多く含まれており、マイナス値だから水素があるというわけではないのです。追って水素濃度も調査しますが。
上記調査結果から、開封後はなるべく早く飲まないと水素水の意味が無くなる事は判明しました。