水素水についてのQ&A
- 水素水とは、水に水素を溶かした水のことですか?
- 水素が体に良い働きをするという最大の特長はなんですか?
- 一般の水道水には、水素は入っているのでしょうか?
- ビタミンCやEなどの抗酸化物質との違いは?
- 水素の安全性について教えてください
- 沸かすと肝心な水素は逃げてしまいませんか?
- 悪玉活性酸素・フリーラジカルなどを、水素水は防くことができますか?
- 体内に蓄積されるのでは?
- 水素水で痴呆症もある程度防げるのではないでしょうか?
Q 水に砂糖を入れると砂糖水になり、塩を入れると食塩水になリますね。
水素水とは水に水素を溶かした水のことですか。
A そう考えていただければ、わかりやすいと思います。水素分子(H2)は常温で1気圧の水素ガスと水が接していれば、0,8mM(1.6ppm)程度溶けます。
Q 水素が体に良い働きをするという最大の特長はなんですか?
A 最大の特長は、体にいろいろな障害をもたらす活性酸素・フリーラジカルの悪玉だけを消して還元する作用です。更に、外部から侵入してくる細菌などを消去する善玉活性酸素には反応しないという選択性があることです。
良い働きをする体に必要な活性酸素も手当たりしだい消してしまう強い抗酸化剤は、逆に体にとってマイナスになることがあります。
Q 一般の水道水には水素は入っているのでしょうか?
A 水素は気体のため自然の状態では蒸発してしまい、水素濃度は一定していません。
水道水には入っていないといってよいほど超微量です。
Q ビタミンCやEなどの抗酸化物質と比べると、水素水はどんな違いがみられますか?
A ビタミンCやEの還元力は強力です。
そのため取り過ぎると今度は逆にヒドロキシルラジカルのような悪玉活性酸素をつくることもあります。水素の場合、ビタミン類に比べると100倍くらい反応力は弱いのです。
しかし、人の細胞内に入り込む分子数は、他の抗酸化物質よりはるかに多く、細胞の酸化ストレスを防御する力は穏やかですが、抜群です。
Q 水素と聞くと爆発するようなイメージがあります。また食品としての安全性はどうなのですか?
A 水素分子は、空気中で火を近づけても燃えませんし、爆発もしませんから大丈夫です。
また、食品添加物としても安全性は確認されていて、副作用や有毒性は認められていません。
Q 水素水中の水素は気体だから沸かすと肝心な水素は逃げてしまいませんか?
A いいえ、大丈夫です。水素分子は温度ではほとんど変化しません。
100℃でも0.4mMは溶けていますからホットでもOKです。
Q 悪玉活性酸素・フリーラジカルは、善玉のHDLコレステロールを転化させて悪玉のLDLを増やすといわれますが、水素水はそれを防くことができますか?
A 悪玉LDLコレステロールは、動脈硬化を引き起こす大きな原因です。
そのためLDLが増えると心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。
動脈硬化が促進されるモデルマウスに水素水を自由に飲ませると、そうでないマウスに比べ、動脈硬化が進みにくくなります。
また、ビタミンE、α-リボ酸、葉酸などを与えた場合と比較しても、水素水の方がLDLの酸化を防いで動脈硬化を抑制する力が大きいことがわかっています。
Q 体内に蓄積されるのでは?
A 水素は休内に発生するヒドロキシルラジカルなどの悪玉活性酸素と反応すると水となり、
体外へ排出されるので体にたまることはありません。
Q 加齢と共に脳の認知機能が低下していくのは酸化ストレスの影響が大きいと聞きます。
水素水で悪玉活性酸素の害を減少できるのなら痴呆症もある程度防げるのではないでしょうか?
A その可能性は大です。
すでに実験では、学習能力や記憶力の低下を防ぐことが次々と証明きれています。
脳の酸化ストレスから神経細胞を護る試みが行われていますが、一般の抗酸化物は脳の血液関門を通り抜けることはできません。
しかし、水素分子は容易に通過できるため、痴呆予防とその改善に関心が高まっています。
※Health Radar 引用