さまざまな効果を期待され、通販等でよく見かける水素水。
このサイトは誰もが疑問に思う事を調べます。

「…それ、本当に水素が含まれているの?」

血糖値や血流障害にも好反応

糖尿病の健康管理に朗報

水に水素(H2)を溶かした飲料水(水素水)が、生活習慣病や老年病の主因である酸化ストレス※1を減らすことに役立ち、飲用を続けることによって、さまざまな健康効果をもたらすことがわかってきた。
これまでのところ動物実験による基礎研究が主流だが、現在は人への応用研究にシフトされつつあり、糖尿病をはじめ動脈硬化による循環器病の健康管理にも明るい話題を広げている。近年、日本医科大学の太田成男教授らを中心にした水素研究会が発足。国内外の研究活動も活発に行われている。
※1 活性酸素が過剰に発生している状態

国内外で臨床応用

生活習慣病の一つ2型糖尿病患者とその予備軍(境界型の人)の数は、現在約1800万人といわれ、年々増加している。
京都府立医科大学内科の吉川敏一教授、梶山内科クリニック(京都市右京区)の梶山静夫理事長らの研究グループは、軽症2型糖尿病患者30名と糖尿病予備軍6名を対象にした水素水の「二重盲検比較試験」を行った。
人への組織的な水素水の臨床治験は、日本で初めてといわれている。1日3本(300ccX3)のアルミパウチ入り水素水を8週間飲用後の検査によると、大多数の人に糖・脂質代謝の改善が認められることがわかった。
韓国の延世大学医学部でも、糖尿病患者の高血糖に対する臨床応用が行われ、水素水を継続的に飲用することにより、血糖値が低下し、その効果は「1、2、3ヵ月と経時的に増加する」と発表している。
糖尿病になると動脈硬化が急速に進み、虚血性心疾患や脳血管疾患が増加する傾向が強い。水素水の飲用で心筋梗塞や動脈硬化性の血流障害を軽減させる働きがあることも、慶応義塾大学大学院医学研究所の福田恵一教授らの研究でも確認され、水素水の糖尿病への応用が注目されてきている。

※Health Radar 引用


このページの先頭へ