活性酸素と抗酸化物質について
最近よく聞く活性酸素とは?
私たち人間は、その活動を維持する為に酸素が必要です。呼吸によって得た酸素の内、約2%は必ず活性酸素になってしまうと言われています。私たちが酸素を必要とする限り、活性酸素の発生を防ぐ事は不可能という事です。
活性酸素の種類、善玉・悪玉
活性酸素には2種類あり、コレステロールのように「善玉活性酸素」と「悪玉活性酸素」があります。「悪玉活性酸素」は、細胞の突然変異(酸化)を起こし、老化や200種類以上の病気の原因となります。「善玉活性酸素」は、血管の新生や免疫、殺菌などに役立っています。
・日々の生活の中で活性酸素は発生し続けてしまう
・活性酸素には「悪玉活性酸素」と「善玉活性酸素」がある
カラダがサビる!?
悪玉活性酸素は、正常な細胞まで酸化させ、その細胞の正常な働きを失わせてしまいます。人間の体も金属のように、酸化する=サビるのです。
老化と活性酸素
しかし、私たち人間の体には活性酸素を除去する機能が備わっています。それが、抗酸化物質と言われているものです。
「活性酸素の発生は防げない、でも同時に体内で抗酸化物質を発生させる能力がある。じゃあ大丈夫じゃないか」・・・とは、ならないようで、人間の抗酸化物質を作り出す能力は、年齢とともに衰えていくらしいです。この抗酸化物質を作る能力の衰えが、「老化現象」や「病気になりやすくなった」などという形で表れるのだそうです。
活性酸素が関わる主な病気
悪玉活性酸素は、老化現象だけでなく、がん、動脈硬化などの病気の原因にも関わると考えられています。
代謝・内分泌 | 糖尿病、高脂血症、メタボリックシンドローム |
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循環器 | 動脈硬化、心筋梗塞、不整脈 |
脳神経系 | 脳梗塞、脳出血、認知症 |
その他 | しみ・しわ、加齢臭、老化現象 |
…などなど、200種類以上の病気と老化現象の原因になると言われています。
・悪玉活性酸素は、老化や、さまざまな疾患に関わると言われている
・体内の抗酸化物質を作り出す機能は、年齢とともに衰えていってしまう
抗酸化物質が足りない?
年齢とともに抗酸化物質が足りなくなっていき抗酸化作用が不足していくのが私たち人間の体の仕組みだそうですが、この抗酸化物質は人間の体内で作る以外にも、外からも摂取できるようです。その抗酸化作用が大いに期待されているのが水素水というわけです。水素の酸化物から酸素を取り除く還元という性質によって、活性酸素による害を減少できるのではないかと期待されています。しかも、水素は体に必要な善玉活性酸素とは反応せず、悪玉活性酸素のみを還元する特性をもっています。
・水素の還元性質によって、活性酸素を還元できる
・水素は悪玉活性酸素のみを還元する特性を持っている